おおかわら歯科医院|歯周病の見分け方  JR浜松町駅・地下鉄大門駅より徒歩1分、インターネット予約歯科医院

歯肉からの出血
 歯周病(歯槽膿漏)のもっとも重要な症状は、歯肉からの出血です。
歯ブラシをしたり、リンゴをかじったときなどに、もし出血をしていたら歯周病にかかってると考えていいでしょう。歯周病が進行するに従って、炎症部分が出血しないように、なでるようにみがくため、ますます歯周病を悪化させることが多いようです。
正しくブラッシングしても出血があるようなら、歯周病を疑うべきでしょう。

口臭がある
 一般に口臭は虫歯に食べ物のカスがたまって腐敗したり、歯と歯の間に食べカスがたまってでますが、歯周病の場合の口臭は、これらとは違った一種独特の臭いです。
 それは、歯と歯肉の境目に付着した細菌が、歯の根の面に沿って根の先の方に侵入していくと、その部位は空気がとどかないため、歯周病の菌が繁殖します。そして、この菌が繁殖するときに臭いを発するわけです。
したがって、「息がくさい」といわれたら、歯周病の可能性をまず考えたほうがいいでしょう.
 口臭は、適切な歯ブラシのかけ方をしたり、歯石を取ったりすると、意外と短期間で消えることもあります。また、消臭剤などでウガイをして、一時的に口臭を消すこともできますが、根本的にとりのぞくには、歯周病を完治させる必要があります。

歯がグラグラと動きだす
 歯周病になると、骨や歯根膜が破壊されて溶けてくるため、自然と「歯がグラグラ」しだします。ところが、ひどくグラグラする場合は別として、普通は気がつかない場合が多いです。
 歯が動くというのは、骨が溶けると同時に、歯を支えているクッションの役目をしている歯根膜が溶けるためです。この場合、歯の根についている歯根膜の面積によって、歯の動きが早くでるか遅くでるかが決まってきます。また、歯の根の太さや、数によっても違ってきます。
 自分で歯が動くのを感じるようであれば、かなりの骨が溶けて、歯根膜も減少していて、歯周病は重症だということです。歯が動かないまでも、ものを噛んだときに、何かたよりない感じがした場合には、骨や歯根膜が、ある程度破壊されていると考えていいでしょう。
 歯の動きは、左右だけに動く場合と、前後に動く場合と、さまざまです。特に重症なものは、上下に動くから気をつけましょう。

歯が移動して位置が変わる
 「昔はこんなに歯が出っぱっていなかった」、「以前はこんなにすき間があいてなかったはずだ」、「いつの間にか前歯の1本だけが突きでてしまった」といったことがよくあります。
 歯の移動は、さまざまな要因が複雑に重なって起きますので、原因を1つにしぼることができない場合が多いのです。
 鉛筆などを前歯で噛むクセがあったり、歯のすき間に物をはさみこむクセがあったり、動いてできた歯のすき間に、舌の先を入れるクセがあったりした場合に、歯は移動することがあります。また、上の歯と下の歯との噛み合わせがうまくできてない時にも歯は移動します。あるいは、奥歯がムシ歯や歯周病などで抜けたりすると、噛む力が、特に上の前歯にかかってきて、前歯が突きでる場合があります。さらに、その前歯が歯周病にかかっていて、支える力が弱まっていますと、突きでるのが速くなります。
歯が移動したからといって、その原因であるべき歯周病を治さずに、ただ物理的にもとの位置に戻そうとか、邪魔だから削りとろうとかいうのは間違った考えです。

その他の徴候
 歯と歯肉の間から常時、血やウミがにじみ出ているため、朝起きたら口の中がねばっこく感じられます。また疲労がたまったり、寝不足などで体調をくずすと、歯肉がむずかゆくなったり、腫れたり、痛みが出たりします。
 歯科医院で、切開してウミを出してもらえば痛みはとれますが、根本的な治療をしなければ、体調をくずした時にまた腫れます。治療をせずに、これを何度も繰り返していますと手遅れとなり、大切な歯を失うことになってしまいます。